白河の関越え、今年もならず

24年振りに東北勢が2校準決勝に残った今年の高校野球甲子園大会。今年こそは優勝旗が白河の関を越えるかと期待されましたが、惜しくも両校揃って準決勝で敗退。残念ながら今年も優勝旗は白河の関を越えることができませんでした。
それでも、近年東北勢の活躍は素晴らしいですね。直近10年の東北勢の勝率は、関東勢、近畿勢に次ぐ3番目だそうです。

24年前の甲子園大会では、秋田県代表の経法大附属高校(現明桜高校)と宮城県代表の仙台育英高校が準決勝に残りました。惜しくも経法大附属高校は準決勝で敗退、決勝進出を果たした仙台育英高校も延長戦の末、帝京高校の前に涙をのみました。
その後優勝旗は、東北よりも先に沖縄県、そして北海道へと渡りました。
できることなら、秋田県の代表校に白河の関越えを果たしてもらいたいというのが私の本音、もっといえば母校の秋田高校に・・・。

2006年(第88回大会)、第1回大会でベスト4の記録を持つ早稲田実業が、田中将大投手を擁する駒大苫小牧高校を制して初優勝した時、早実の監督は「(優勝を)88回待ちました!」とその喜びを表しました。
秋田高校だって、第1回大会の準優勝以来、未だにずっと待っています。それに、第1回大会準決勝で早稲田実業を破ったのは、何を隠そう秋田高校(当時は秋田中学)なんですよ!

 

今朝のお供、
AEROSMITH(アメリカのバンド)の『ROCKS』。
彼らの70年代のアルバムでは、やっぱりこれが一番好き。

(佐々木 大輔)