アーカイブ:2017年1月

謹賀新年

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年も田口司法事務所と当ブログをよろしくお願いします。

皆さんは年末年始をいかがお過ごしでしたか?
秋田市は雪のない年末年始でしたが、ここにきてついに冬将軍が重い腰を上げた模様です。

私は毎年のことながら、大晦日は紅白歌合戦、元日はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを楽しみました。あまり音楽の話題ばかりを取り上げるのも芸がないので・・・とも思いましたが、今回のニューイヤーコンサートについてはどうしても一言だけ。
今年指揮を務めたのはグスターボ・ドゥダメル。ベネズエラ出身の35歳、史上最年少での抜擢でした。
ラテン系ゆえにノリノリの演奏を予想していたのですが(ノリノリのワルツってどんなだろう?)、思いのほか正攻法。しかし、随所に若者らしい清々しさが見え、黄金の楽友協会大ホールを満たした弾けるような愉悦感は、さながらフルートグラスにきらめくシャンパンの泡のようでした。
若さとは可能性であり受け止める側には寛容性と覚悟が必要になるのだなあとか、果たして伝統とは保守が預かるのかそれとも革新が繋いでいくのかなど、いろいろと考えさせられた演奏会でした。

さて、今年は酉年。
誰かが言っていましたが、酉年は申年と戌年との間にあって、犬猿の仲を取り(酉)持つ年です。
私も皆様のご依頼に応え、多くの方々の間を取り持つような仕事が出来ればと思っております。

今朝のお供、
スティング(イギリスのミュージシャン)の『ブルー・タートルの
夢』。

(佐々木 大輔)