大健闘!
今年も気がついたらもう1か月が過ぎようとしております。
あっという間ですね。
先日ラジオを聴いていたら、作家の村上春樹さんも、時間の流れのはやさにうまくついていけないと言っていました。時間を呼び止めて「そんなに急いでどこに行くんですか」と聞いてみたいと。村上さんらしいユーモアですが、私もできることなら時間を呼び止めてみたい。
そんな1月でしたが、今月は王鵬関の大活躍により、大相撲初場所を15日間毎日ワクワクドキドキしながら楽しむことができました。
場所中はゲン担ぎに王鵬どら焼きも美味しく頂きました。
千秋楽では星1つ差で追っていた金峰山を破り、大関豊昇龍を含め巴戦となった優勝決定戦に進出。
最後は大関に力の差を見せつけられてしまい初優勝はなりませんでしたが(三賞の技能賞を初受賞)、来場所は初の三役(小結)昇進が確実。
同期で同い年の豊昇龍とはこれからも大一番で競い合う存在であってほしいと願います。
ここ数場所の王鵬の相撲を観ていて、力をつけてきたなあという印象をもっていましたが、今場所の王鵬はさらに安定感が増した気がします。
素人目にも立ち合いでの踏み込みが良くなり、何より不用意に引いて相手を呼び込んで負けてしまうという、これまでの悪いくせが出なかったことが大きいと思われます。
このような相撲が取れるのであれば、今年中に大関昇進も十分にあり得ます。
また、優勝となれば、祖父の元横綱大鵬、父の元関脇貴闘力から3代続けての優勝となり、これは史上初。
夢が膨らみます。
豊昇龍は先場所の成績、今場所の優勝をもって横綱昇進となりましたが、過去に貴乃花、白鵬(いずれも大横綱)が昇進した時の成績と比較するとかなり条件が緩いかな。
今場所で一人横綱の照ノ富士が引退したことから、横綱空位を避けるための事情があってのことかもしれませんが。
とはいえ昇進した以上、“朝青龍の甥”という冠が要らなくなるくらいの横綱になってください。
若者の活躍に刺激を受けて始まった令和7年。
本年もよろしくお願いいたします。
今朝のお供、
Blur(イギリスのバンド)の『Blur』。
(司法書士 佐々木 大輔)