爽やかな旋風

能代商業の健闘、素晴らしかったですね!どんなピンチも粘り強く乗り切り、特に如水館戦で見せた9回裏と10回裏のバックホームプレーには、胸が熱くなりました。
熱戦の末、残念ながら敗れはしたものの、試合後の「全力でプレーしたから悔いはない」という選手の言葉も爽やかでした。
久しぶりに秋田県勢の応援で甲子園を楽しめた夏でした。

甲子園も終わり、秋田は少しずつ涼しい風が吹き始め、我が家の庭では鈴虫が秋の訪れを告げ始めました。

ところで、最近の気になるニュースとして、金の高騰があります。
欧米経済の先行きが不透明なことから、安全資産とされる金に投資が集まっており、国内でも金の買い取り価格が高騰しています。
しかし、投資には必ずリスクが伴います。安全資産といわれていても絶対ということはありません。金の市場に資金が流入すれば、それだけ金の価格は変動しやすくなります。
今月11日、世界最大の金先物取引所であるニューヨーク商品取引所(COMEX)が、金の売買に必要な証拠金を22%引き上げたことにより、金への加熱は僅かながら抑えられました。
とはいえ、この効果も一時的なものといわれており、今後も証拠金が引き上げられる可能性があります。その結果、銀相場がそうであったように、大きな反落を招くことになるかもしれません。

 

今朝のお供、
BECK(アメリカのミュージシャン)の『ODELAY』。
ハイセンスな音楽に脱力系の歌詞を乗せた、BECKのミュージシャンとしての魅力が凝縮されているアルバムです。彼のアルバムの中で一番好きな作品です。

(佐々木 大輔)

申込みと承諾

日本の民法には、典型的な契約として売買や賃貸借など13種類の契約(「典型契約」などと呼ばれています)が規定されています。
今回から民法の回は、「契約」についてお話しさせていただきますが、まず総論的なお話から入り、その後、典型契約をひとつずつ取り上げていく予定です。
ということで、今回のテーマは「契約の申込みと承諾」です。

「申込み」とは、一定の契約を締結しようとする意思表示のことをいいます。「承諾」とは、申込みを受けてこれに同意をすることにより契約を成立させる意思表示のことをいいます。

では、申込みや承諾の効力が発生する時期はいつでしょうか。
店員さんと対面で、「これをください」「はい、どうぞ」と商品を買う場合には問題になりませんが、たとえば秋田に住んでいる人と東京に住んでいる人が契約をするときのように、離れた場所に住んでいる者同士が契約を締結する場合に問題となります。
結論は、原則として申込みの効力が発生するのは、申込みが相手に到達した時です。したがって、到達前であれば、申込みを撤回することができます。申込みのはがきを出した直後に翻意し、電話で撤回する場面をイメージしてください。
一方、承諾の効力が発生するのは、承諾の通知を発した時です。
なぜ申込みと承諾の効力発生時期が異なっているのかについては、民法典を起草した委員の間でも争いがあったところですが、現行の民法は、承諾者が承諾通知を発したら直ちに履行(物品の調達など)に移ることができるというメリットを重視しているようです。

とはいえ、承諾通知がなかなか到着しない場合、申込者は困ってしまいます。そこでこれを避けるため、申込者は、「8月31日までお返事ください」というように、承諾期間を定めて申込みをすることができます。承諾期間を定めれば、8月30日に承諾通知が発せられても、承諾期間内に届かなければ契約は成立しません。
ただし、遅れて着いた承諾通知に対して申込者がさらに承諾をすれば、契約は成立します。
また、承諾期間を定めた場合、相手が承諾を発する前であっても、承諾期間内は申込みを撤回することができません。
なお、承諾期間を定めなかった場合であっても、承諾通知を受けるのに相当な期間が経過するまでは、申込みを撤回することはできません。

 

今朝のお供、
R.E.M.(アメリカのバンド)の『COLLAPSE INTO NOW』。
独特な世界観をもった歌詞の内容は相変わらず難解ですが、音楽自体は近作に比べて聴きやすくなった気も。

(佐々木 大輔)

Beautiful

秋田市は竿燈祭りも終わり、賑わった街にも日常が戻ってきました。
少しばかりの寂寞感を伴って。
今年の東北六県の祭りには、復興への特別な思いが込められていました。祭りを通じて東北の団結力がまた強くなったような心強さを感じます。

ところで、先日雑誌をめくっていると、世界遺産についての記事が載っていました。世界遺産は、文化遺産、自然遺産、複合遺産に分類されます。今年、新たな世界文化遺産として平泉が世界遺産リストに登録されたことも、東北に明るい希望をもたらす嬉しいニュースでした。平泉は東北地方で初めての世界文化遺産登録です。
また、小笠原諸島が世界自然遺産に登録され、日本の世界自然遺産は4件目となりました。我が秋田県の誇る白神山地もそのうちのひとつです。
件の記事によると、日本の持つ自然遺産4件という数、小さな島国である日本としては破格の件数なのだそうです。日本よりも登録件数が多い国は、アメリカ、中国、ロシアなど広大な土地を持つ国ばかり。本当に日本は豊かな自然と四季に彩られた国なのですね。

今日は二十四節気のひとつ、立秋。とはいえ、それも名ばかりの暑さが続いています。
みなさん、ご自愛ください。

 

今朝のお供、
吉井和哉(日本のミュージシャン)の『THE APPLES』。
セルフプロデュース色が強く、oasis、PRIMAL SCREAM、ディラン、そしてバンド時代のあの曲までをも詰め込んだ、ごった煮のようなアルバム。
バラエティに富んだ楽曲群の中で、最後を締めくくる曲「FLOWER」が、静かに力強く揺れています。

(佐々木 大輔)