お知らせ

来楽株式会社様が制作されました番組『はじめよう、終活!』が、CNA総合(秋田ケーブルテレビ)にて放送されることとなりましたのでお知らせいたします。

同番組において、来楽株式会社様のご依頼を受け、私(司法書士佐々木大輔)が講師を務め、相続を中心とした終活について、法的な側面から解説しております。

身近な問題についてお話ししておりますので、是非ともご覧くださいますようご案内申し上げます。

<放送日>

CNA総合 地上10ch/デジタル101ch

『はじめよう、終活!』

①5月20日(金)20:00~21:00

②5月31日(火)20:00~21:00

※上記放送日以外にも1年間にわたり(1か月に数回程度)、継続して再放送されます。次回以降の放送日は、決定次第、追ってお知らせいたします。


※終活とは、「人生の終わりのための活動」のことであり、人生の総括を行い、人生の最期を迎えるに当たって遺言書等いろいろな準備を行うことをいいます。

※来楽株式会社:「介護施設の運営」、「高齢者の暮らしのサポート等終活支援」などを行っている会社です。


                              (司法書士 佐々木 大輔)

13

春ですね。
と書き出したものの、今回は春とは全く関係のない話を。

皆さん、好きな数字はありますか?
ラッキーセブンの「7」、末広がりの「8」、団塊の世代ですとミスターこと長嶋茂雄氏の背番号「3」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私はというと「13」という数字が好きです。
西洋ではあまり好まれない数字ですが、私にとっては誕生日に関する数字であり、大切な数字です。リトルリーグ時代の背番号も「13」でした。
ロッカーは「13番」が空いていれば迷わず使用します。
ウイスキーも「13年物」を見つけたらコレクションしています。
ウイスキーの熟成年数は10年、12年、15年、18年辺りは有名銘柄であれば定番商品としてラインナップされていますが、13年がそのラインナップに加わることはまずあり得ず(有名どころではワイルドターキーくらいでしょうか。)、存在自体も珍しいものですから。

ところで、「13」という数字で思い出すのは、何で読んだか忘れてしまいましたが、池田彌三郎氏(国文学者)が東北を旅行した時の思い出話です。
夫婦で旅館に泊まり、散歩か何かで出かけようとしたところ、番頭さんから、「じいさんばあさん、いってらっしゃい」の声。戻ると「じいさんばあさん、おかえりなさい」。一度ならず二度ともなるとさすがにカチンときて、「確かに若くはないが、ほかに言い方があるだろう」と番頭さんに物申したところ、「じいさんばあさん」と聞こえたのは夫婦が泊まっていた部屋番号の「13番さん」が訛ってであったとのこと。
お国訛りのほっこりする笑い話。

数字といえば、中学受験(251番)、高校受験(418番)の際の受験番号も覚えています。これらの数字も私にとって大切な数字ですので、お賽銭に使ったりしています。
ほかにも数字といえば、信号待ちの際などには、すれ違う車や前に並ぶ車のナンバーを+-×÷を使って「10」にするという頭の体操をしています。
と言うと、私はまるで数字が得意な人のように思われるかもしれませんが、そんなことは全くなく、円周率は3.14までしか覚えておりませんし、電卓をたたくスピードなど亀でももう少し速いのではないかという不器用さです。

それでも、好きなミュージシャンのことであれば、「何枚目のシングル曲は△△(曲名)」であるとか「○○(アルバム名)の何曲目は△△(曲名)」なんてことは(そら)んじていたりするもの。
あ、これは数字とは関係ないか。
それよりも、サブスクリプション(定額で音楽を聴き放題のサービス)を利用して1曲単位で音楽を聴くのが主流の若い人たちにとっては、「アルバム」と言っても何のことやらという感じでしょうか。
ちょっと寂しいな・・・。
すみません、最後は数字さえも関係のない話になってしまいました。


今朝のお供、

MEGADETH(アメリカのロックバンド)の『TH1RT3EN』。

                              (司法書士 佐々木 大輔)

こまち

秋田新幹線「こまち」。開業25周年。

私が高校生の頃は、盛岡駅まで特急「たざわ」で行き、盛岡駅で新幹線「やまびこ」に乗り換えて仙台や東京へ向かったものでした(私も古い人間になってきたものです)。
高校卒業後も仙台からの帰り、乗り継ぎのために友人たちと駅(※)のホームで1時間くらい時間をつぶした思い出も懐かしい。
こまちも「新幹線」なのは相変わらず盛岡~東京区間のみで、秋田~盛岡区間は実質「特急」のまま(しかもスイッチバック付き)ですが、それでも乗り換えなしに東京方面と往復できることはなんとありがたいことでしょう。

最近はコロナの影響で県外に出かける機会もめっきり少なくなりましたが、私は下りのこまちには、乗車駅で買ったお弁当とビール、それから飲みきりサイズの(あのプラスチックのお猪口がついているような)地酒をぶら下げて、ほくほく顔で乗り込みます。
鉄道マニアでもなければそれほど乗り物での移動が好きでもない私は、結局のところ、移動中の大半は読書をして過ごすのですが、どのタイミングでお弁当を食べ始め、お酒を飲み終えるかのバランスには気を使います。そういえば先日、脚本家の内館牧子氏もさきがけ新報のコラムで「どのタイミングで駅弁を食べ始めるか」について書かれていましたね。
私の場合は、仙台駅から乗るなら古川を通過する辺りでお弁当を食べ始め(けっこう早い?)、あとはちびちびとお酒を飲みながら読書。そして大曲駅に着く頃にはお酒も飲み終え、読書に集中して秋田駅に着くのを待つのがベストかな。

ところで、上りのこまちは、県外の方から「秋田県民を表しているかのようだ」と言われます。
曰く、最初のうちはよそ者に対して後ろ向きで打ち解けるまで時間がかかるが(秋田~大曲)、少しずつ心の距離が縮まりいったん打ち解けると(大曲~盛岡)、加速度的に付き合いが深くなる(盛岡~東京)とのこと。

人口減少が続く秋田県。戦後初めて総人口が100万人を割ったのは5年前の4月。令和4年3月1日時点での総人口は93万9193人です。
この春、入学や転勤などで秋田県へ転入される方もたくさんいらっしゃいます。
迎える側の心としては、スイッチバックでスタートするのではなく、最初から前向きでありたいものです。


※ 最初この駅を「盛岡駅」と書いたものの違和感があり、「北上駅」だったような気がして調べてみたところ、やはり「北上駅」でした。平成8年は翌年の「こまち」開業に向けた工事により、特急「たざわ」の代わりに特急「秋田リレー号」(思い出した!本当に懐かしい)が運行されており、乗換駅が盛岡駅から北上駅へと変更になっていたのです。
興に乗ってさらに色々調べたところ、乗り継ぎ待ち時間の最長は29分(15時48分から16時17分)でした。「1時間くらい待った」というのは私の記憶が盛られていたのか、それとも何らかのトラブルで予定より長く待たされたのか。
記憶にあるのは昼下がりのプラットホーム。当時の時刻表を見ると「やまびこ41号」は北上駅に13時55分着。接続する「秋田リレー9号」は14時18分の発車。
とすれば、友達とふざけたりしているうちに乗るはずだった「秋田リレー9号」に乗り遅れ、次の15時20分発「秋田リレー11号」まで1時間待ちぼうけというのが、一番辻褄の合う結論かも?
なんだかまるで西村京太郎にでもなった気分。


今朝のお供、

FOO FIGHTERS(アメリカのロックバンド)『ONE BY ONE』。

                              (司法書士 佐々木 大輔)