どうにかならないものか

青いイナズマが僕をせめるんです。

佐々木は急に何を言い出すんだと思った皆さん、静電気は平気ですか?
私は年がら年中悩まされております。
特に冬の間は、車から降りるとき、シャッターを開けるとき、ドアノブに触るとき、セーターを脱ぐとき、ベッドで毛布にくるまるとき・・・ほぼ確実にパチパチッ。
時に目に見えるほどの青いイナズマが走ります。
身に着けるものも化学繊維のものはできるだけ避けて綿のものを選ぶようにしたり、危ないなと思うときは何かに触れる前に地面を触って電気を逃がしたり、気をつけてはいるのですがどうもうまくいきません。
どうにかならないものか。

どうにかならないものかと言えば、今年の雪もそう。
道路の除雪もままならないものだから、とてもじゃないけど車では怖くて小路に入ることができません。
幹線道路ですら、うずたかく積み上げられた道路わきの雪が車道にはみ出し、一車線つぶれてしまっています(毎年のことながら、秋田市の除雪方法については一考を求めます)。

なんだか愚痴っぽくなってしまいましたね。
でもいいこともありました。
先日、部屋を整理していたら、カラオケを録音した昔の音源(ICレコーダー)が出てきたのです。
親しくしていただいた方がご栄転されるというので、送別会として開いたカラオケでした。
ICレコーダーのウインドウに表示された日付を見ると、今から15年くらい前のもの。
すっかり中身は忘れているかと思いきや、少し再生してみると当日参加していた懐かしいメンバーの顔がすぐに思い出されます。
私を含め5人で7時間。当時の私は学生でしたが、他のメンバーは社会人。仕事終わりに集まってのカラオケだったでしょうから、朝までコースだったのかな。
いや、今思い出しました。午前3時半終わりでした(なんて中途半端な終了時刻!)。
楽しかったなあ、あの日。
まさか自分があんな曲を歌っていたとは思いませんでした(これはすっかり忘れていました)。

それにしても。
自分で自分の歌声を聴くのは、なんて気持ちが悪いのでしょう。
せっかくいい曲なのに。
どうにかならないものか。


今朝のお供、

ゆず(日本のフォークデュオ)の曲「サヨナラバス」。

あの日、彼が泣いたのは、私がこの曲を歌ったからではありません。

                              (司法書士 佐々木 大輔)