能代商業の健闘、素晴らしかったですね!どんなピンチも粘り強く乗り切り、特に如水館戦で見せた9回裏と10回裏のバックホームプレーには、胸が熱くなりました。
熱戦の末、残念ながら敗れはしたものの、試合後の「全力でプレーしたから悔いはない」という選手の言葉も爽やかでした。
久しぶりに秋田県勢の応援で甲子園を楽しめた夏でした。
甲子園も終わり、秋田は少しずつ涼しい風が吹き始め、我が家の庭では鈴虫が秋の訪れを告げ始めました。
ところで、最近の気になるニュースとして、金の高騰があります。
欧米経済の先行きが不透明なことから、安全資産とされる金に投資が集まっており、国内でも金の買い取り価格が高騰しています。
しかし、投資には必ずリスクが伴います。安全資産といわれていても絶対ということはありません。金の市場に資金が流入すれば、それだけ金の価格は変動しやすくなります。
今月11日、世界最大の金先物取引所であるニューヨーク商品取引所(COMEX)が、金の売買に必要な証拠金を22%引き上げたことにより、金への加熱は僅かながら抑えられました。
とはいえ、この効果も一時的なものといわれており、今後も証拠金が引き上げられる可能性があります。その結果、銀相場がそうであったように、大きな反落を招くことになるかもしれません。
今朝のお供、
BECK(アメリカのミュージシャン)の『ODELAY』。
ハイセンスな音楽に脱力系の歌詞を乗せた、BECKのミュージシャンとしての魅力が凝縮されているアルバムです。彼のアルバムの中で一番好きな作品です。
(佐々木 大輔)
史上最多3度の三冠王。首位打者、本塁打王、打点王は各5回。
日本人選手初の1億円プレイヤー。
プロ通算500本目、1000本目、1500本目、2000本目の安打はすべて本塁打で記録。本人曰く、「全部狙って打った」とのこと。
中日ドラゴンズの選手時代、巨人の斉藤投手に9回までノーヒット・ノーランに抑えられていた試合で、落合選手が逆転サヨナラ本塁打を放った場面を、私はテレビで観ていました。今でもその時の興奮が忘れられません。
93年には導入されたばかりのFA権を行使して巨人に入団。在籍した3年間で94年の日本一、96年のリーグ優勝(長嶋監督の「メークドラマ」の年です)に貢献、優勝請負人と呼ばれました。
また、中日の監督に就任以来、7年間毎年リーグ3位以上(Aランク)をキープ、そして3度のリーグ優勝と1度の日本シリーズ制覇。大型補強に頼らず、現在の戦力を鍛え上げることでチームを強くしたことは、指導者としての実力が遺憾なく発揮された証しでしょう。
一方、07年に中日53年振りの日本一を決めた試合では、山井投手が8回まで完全試合を演じていたところ、9回を岩瀬投手に交代させたことが物議を醸しました。
未だにあの投手交代に対して批判的な意見も多く聞きます。
しかし私は、落合監督の「勝つことが最大のファンサービス」というぶれない信念を見た思いがしましたし、1点差の試合を8回まで無安打無失策で切り抜けられたのは、好守備で支えたナインの総力があってこそだったと考えます。最終回は1年間絶対的信頼をおいてきた投手に託し、結果、「チーム全員」で成し遂げた日本シリーズ初の完全試合と考えれば、完全試合のルールは別として、決して野球ファンの夢を壊したとは言えないのではないでしょうか。
残念ながら、秋田の人らしく口下手(?)なところがあり、あまりマスコミ受けは良くないようですが、今年3度目の正直でようやく野球殿堂入りを果たしました。
いつか、楽天イーグルスの監督をしてくれたら・・・というのが、落合ファン、楽天ファンとしての私の願いです。
今朝のお供、
BON JOVIの『KEEP THE FAITH』。
(佐々木 大輔)
こんにちは。田口司法事務所です。
マリナーズのイチロー選手が、大リーグで10年連続200本安打を記録しました!
大リーグに移籍した1年目の2001年から途切らすことなく刻み続けた記録です。
途中、2004年には、年間262安打の大リーグ記録も打ち立てました。
「千里の道も一歩から」と言いますが、まさに1本1本の安打を地道に積み重ねた結果の記録です。
そんなイチロー選手に対し、内野安打が多いことを「幸運」と批判する向きもあるようですが、私はそうは考えません。
イチロー選手は、内野安打を「狙って」打てる稀有な打者です。
また内野安打は、たとえ狙い通りの当たりではなかったとしても、「絶対に出塁する」という強い意志と全力疾走によってもぎ取った、クリーンヒットと同価値の、もしかしたらそれ以上に価値のある1本の安打であると思います。
さらに、イチロー選手は、ベテランといわれる年齢に至ってなお、故障のほとんどない選手でもあります。
このように、ひとつひとつのプレーを大切にする姿勢や自己管理を徹底する厳しさは、本来どの世界にも共通して求められるものでしょう。私も仕事に臨むうえで心に留め、気を引き締めてまいります。
私はリトルリーグ時代、東北大会でイチロー選手と同じライトを守りました。
ライトというと、守備位置としては最も地味な印象があり、「どこを守っていたの?」と聞かれて「ライト」と答えるのに若干の躊躇があったことも事実です。
しかし、イチロー選手の活躍によって、ライトという守備位置に光が当たるようになり、今ではライトを守っていたことが誇りでもあります(単純ですみません)。
当ブログ、3週続けての「一流」シリーズになりました。
振り返ってみると、共通しているのは「持続力」のようです。
彼らにも体調の優れない日、気分の乗らない日、いわゆるスランプに悩む時があったでしょう。それでも日々、自分のすべきことを変わらず続ける精神力。
「天才」といわれる彼らですが、その実「努力を続ける」天才なのかもしれません。
今朝のお供、
マイケル・ジャクソンの『Thriller』。
(佐々木 大輔)