冬がはじまるよ

はらはらと舞う雪が、秋田市にも冬の始まりを告げました。
私は(何度も言っていますが)夏よりも冬の方が好き。理由はいろいろですが、ひとつにはファッションの楽しみがあります。

冬は寒い分、重ね着をして過ごすことになるわけですが、手持ちのボルドー色のジャケットにイエロー色(あるいはマスタード色)のニットを合わせてみようかなとか、いつものトレンチコートに今年はこのマフラーを合わせてみようかなとか、組み合わせを考えるだけでワクワク。

そして冬は、何と言っても私が愛するレザージャケット達の季節でもあるのです。
中には人生の半分?をともにしたようなジャケットもあります。
先日、あるお店の店員さんとお話をしていて、私が「学生時代に買ったレザーのテーラードジャケット、未だにきれいに着られるんですよ」と言ったところ、「自分で着込んで体に馴染ませた服は、“流行”を意識しすぎず、自分だけのヴィンテージとして着続ければいいんじゃないですか」とのこと。まさに我が意を得たりと膝を打ったものです。
世の中には、古着屋さんでヴィンテージ物を探し、自分なりのおしゃれを楽しんでいる人がたくさんいる中、自家製ヴィンテージこそ(プレミアがつくような高価なものではなくても)一番の宝物であるというのが私の思いです。

件のテーラードジャケットは、流行からすると着丈が少し長め。だからといって、今風に着丈を短く詰めるつもりはなく、近年は“着丈が短いコート”として袖を通しています。
ただし、ストールのような小物、合わせるシャツやニットなどによって、up-to-dateさせることは必須。この匙加減がまた面白いのです。

若い頃はアヴァンギャルドな格好もしましたが、不惑を過ぎ、最近はクラシカルなデザインのものに惹かれるようになりました。
身も心も少し落ち着いてきたのかな。

最後に、おしゃれについての金言をひとつ。
おしゃれの本能というものは、手本がなくても、おのずから発明するものかもしれません。
―太宰治著「おしゃれ童子」―

今朝のお供、
THE YELLOW MONKEY(日本のバンド)の曲「アバンギャルドで行こうよ」。
あれ、選曲を間違えたかな?
でも、若いころの気持ちも忘れずに。

                                   (佐々木 大輔)

県南を巡る

先日、県南へとちょっと足を延ばし、酒蔵や川連漆器の工芸館、増田町(横手市)の内蔵を巡ってきました。快晴の休日ということもあり、県内外からたくさんの観光客が来ていました。

私の今回の一番の目的は、酒蔵巡り・・・ではなく、川連漆器。秋田の伝統工芸品で長く愛用できる食器が欲しかったのです。
工芸館は1階が販売コーナー、2階が歴史資料館となっております。
歴史資料館では、800年受け継がれてきた技術と半径2キロ以内の地域で職人さんたちがお互いに助け合いながら切磋琢磨してきた歴史を、展示されている道具や江戸時代以降現在に至るまでの漆器製品から知ることができました。

800年の歴史を胸に刻み、いよいよ販売コーナーへ。食器や日用品、装飾品など、川連漆器のイメージどおりの品から、伝統を守りつつ新たなデザインを取り入れた品まで、目移りするほど素敵な品が整然と陳列されています。
子供用の食器(日用品)も充実しており、幼い頃から日常的に「本物」に触れて育つことの大切さを考えさせられました。

ところで、私が何を購入したかというと、伝統的なデザインとモダンなデザインのぐい吞みやプレゼント用の品などを数点。「なんだ、やっぱり酒器か」と思われた方、悔しいけれど正解です。
帰宅後、早速巡った酒蔵のお酒を川連の酒器でいただき、心地よく酔いに包まれながら幸せな宵を過ごしました。

今朝のお供、
The Strokes(アメリカのバンド)の『Room on Fire』。

                                   (佐々木 大輔)

ラグビーW杯

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が開幕しましたね。
私自身ラグビー経験はありませんが、祖父がラグビーをやっていたため、ラグビーには小さい頃から親しみを感じていました。

先の3連休にはテレビでじっくりと世界最高峰の試合を観戦することができ、改めてラグビーの面白さ凄さを知りました。残念ながら私はルールをしっかり把握しているわけではありませんので、テレビの解説に助けてもらいながら観戦しています。
そして今回のW杯で知ったのですが、ラグビーの観客席は応援席が分かれておらず、両国のファンが隣同士の席でそれぞれのチームを応援するんですね。いわゆるフーリガンのいない紳士のスポーツを象徴する光景といえるでしょう。

さて、日本は、4年前の前回大会での南アフリカを破った「ブライトンの奇跡」に続き、今回も優勝候補の一角であるアイルランドに逆転勝ちをおさめ、2大会連続のジャイアント・キリング(大番狂わせ)。
ラグビーは極めて番狂わせの少ないスポーツと言われていますが、2大会連続でのジャイアント・キリングは、実況にもあったように「もう奇跡とは言わせない」だけの努力が実った結果であると思います。
試合終了直後のインタビューで、「周りが何と思おうと勝てると信じてそのための努力をしてきた」、「喜びに浸るのは一晩だけ」と、選手の皆さんは勝利の興奮冷めやらぬ中にありながら、極めて冷静に次を見据えていることが印象的でした。

W杯は11月2日まで続きます。前回大会で南アフリカを破った後、選手が口をそろえて言った「ラグビーに奇跡はない。必然の勝利だ」という言葉のとおり、1試合でも多く日本代表の必然の勝利を楽しめるように私も応援します。

今朝のお供、
BON JOVI(アメリカのバンド)の『BON JOVI』。
                                   (佐々木 大輔)