イチロー

こんにちは。田口司法事務所です。

マリナーズのイチロー選手が、大リーグで10年連続200本安打を記録しました!
大リーグに移籍した1年目の2001年から途切らすことなく刻み続けた記録です。
途中、2004年には、年間262安打の大リーグ記録も打ち立てました。
「千里の道も一歩から」と言いますが、まさに1本1本の安打を地道に積み重ねた結果の記録です。
そんなイチロー選手に対し、内野安打が多いことを「幸運」と批判する向きもあるようですが、私はそうは考えません。
イチロー選手は、内野安打を「狙って」打てる稀有な打者です。
また内野安打は、たとえ狙い通りの当たりではなかったとしても、「絶対に出塁する」という強い意志と全力疾走によってもぎ取った、クリーンヒットと同価値の、もしかしたらそれ以上に価値のある1本の安打であると思います。
さらに、イチロー選手は、ベテランといわれる年齢に至ってなお、故障のほとんどない選手でもあります。
このように、ひとつひとつのプレーを大切にする姿勢や自己管理を徹底する厳しさは、本来どの世界にも共通して求められるものでしょう。私も仕事に臨むうえで心に留め、気を引き締めてまいります。

私はリトルリーグ時代、東北大会でイチロー選手と同じライトを守りました。
ライトというと、守備位置としては最も地味な印象があり、「どこを守っていたの?」と聞かれて「ライト」と答えるのに若干の躊躇があったことも事実です。
しかし、イチロー選手の活躍によって、ライトという守備位置に光が当たるようになり、今ではライトを守っていたことが誇りでもあります(単純ですみません)。

当ブログ、3週続けての「一流」シリーズになりました。
振り返ってみると、共通しているのは「持続力」のようです。
彼らにも体調の優れない日、気分の乗らない日、いわゆるスランプに悩む時があったでしょう。それでも日々、自分のすべきことを変わらず続ける精神力。
「天才」といわれる彼らですが、その実「努力を続ける」天才なのかもしれません。

 

今朝のお供、
マイケル・ジャクソンの『Thriller』。

 

(佐々木 大輔)