家族とともに静かな年末年始を過ごせるように、本を買い込み、日本酒とワインのストックを確認しつつ、チーズもまとめて購入。おせち料理やオードブルのセットとともに楽しむお酒も決まりました。
準備万端。
音楽を聴きながら読書を楽しみ、疲れたら本を閉じて音楽を止め、愛用の腕時計が時を刻む音に耳を傾ける。機械式時計の刻む音は・・・というお話はまたの機会に。
とまあ、私の場合、家でお気に入りの酒器を使ってお酒を飲むのが好きですし、音楽を聴きながら読書ができれば巣ごもりだって何のその。へっちゃらです。
録りためた映画を観て過ごすのもいい。
しかし、私が音楽や読書に対して持つのと同じくらいの熱量で、旅行をしたり、食べ歩きをしたり、みんなでパーティをしたりすることが好きな方々もいるでしょう。そのような方々にとっては、せっかくの年末年始、家にこもりきりというのは大変なストレスかと思います。
会いたい人にも会えない、寂しい時間を過ごされる方もいるでしょう。
私だって、本も音楽も取り上げられて「家にいなさい」と言われたらどうなることやら。
それでも、気持ちは前向きに。
2021年は明るい年になることを祈って、今年は筆をおきます。
明日はきっといい日になる!
今朝のお供、
the Beatlesのアルバム『Help!』。
(佐々木 大輔)
今年も残すところあと20日余り。
新型コロナウイルスに翻弄された1年。
何もかもが異例だった1年を私はどのように過ごしてきたのか。
12月に入り、今年読んだ本や聴いた音楽などを、手帳をめくりながら振り返っておりました。
コロナの影響で実店舗の本屋さんに行く機会も少なくなり、初読みの本よりも家にある本を再読することが多かった1年。手にした本は、勧善懲悪ものが多かったかな。小説の世界くらいは正義が勝って爽快な気分に浸りたかったからかもしれません。
音楽は何よりも今年生誕250年のベートーヴェンを。
世界中でベートーヴェンの音楽が鳴り響くはずであった2020年。ベートーヴェンの不撓不屈の精神とコロナに対峙する私たちの姿が重なったことは偶然でしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
年末年始を穏やかに迎えられるよう、皆様も心身ともに健やかにお過ごしください。
Great White(アメリカのバンド)の『Once Bitten』。
(佐々木 大輔)
少し前のことになりますが、レコードプレーヤーのカートリッジ(ざっくり言うと針のことです)を少しグレードアップしたものに交換しました。低音域はどっしりと腰が据わり、高音域にはきらめきが増し、中音域には厚みが出ました。さらに変わったのは余韻が深くなったことです。さすがに生演奏のようにとは言いませんが、演奏の終わりに「音」ではなく「音楽」を聴いたという充実感がしっかりと残ります。
そこで手持ちのレコードをとっかえひっかえ再生してみると、今まであまり魅力を感じなかった演奏が全く違った一面を見せ始めたのです。たとえば某ピアニストによるベートーヴェンの演奏。一音一音に演奏家の神経が行き届き、見事に音がコントロールされているさまが手に取るようにわかるのです。あまり好んで聴いてこなかったレコードでしたが、思わず2度3度と針を落としてしまいました。
私はいわゆるオーディオマニアではありませんので、ウン百万円もするようなオーディオ装置を所有しているわけではありません。機械工学的な理論もさっぱりです。
あくまでも音楽を楽しく聴くことを目的として組んだオーディオ装置ですが、それでも今回のカートリッジ交換で感じたのは、物事の本質を知るためにはある程度の投資が必要であるということです。ここをなおざりにすると本質を見誤ってしまう恐れもあります。
これは何もオーディオに限ったことではありませんね。
そして投資とは、単にお金を使えばいいというわけではありません。本質を見極める力は、どれだけの時間や手間をかけて本物や良質なものに触れてきたかということも大きくかかわります。与えられた情報を鵜呑みにしているだけでは育ちません。
オーディオの世界というのは繊細なもので、高価なものを組み合わせたからと言って必ずしも良い結果が得られるものではありません。価格が倍になれば音質も倍に良くなるものでもありません。明確な目的(どんな音で音楽を聴きたいのか)をもって、自分の耳で選択するものです(ここは真剣に)。
ブランドに惑わされず(これがなかなか難しい)、自分の耳を信じる。
他人の耳で聞くわけではありませんから、世評の参照もほどほどに。
たかが趣味、されど趣味。
趣味だからこそ、熱く真面目に真剣に。
AEROSMITH(アメリカのバンド)の『Permanent Vacation』。
(佐々木 大輔)