左利き?
皆さん、利き手はどちらですか?
おそらく右利きの方が多いと思います。まあ、「利き手」の定義がいまいち曖昧なのですが。
私はといえば、実は(というほどのことでもありませんが)左利きです。とはいえ、箸や鉛筆は右手で持つため、あまり左利きであることに気づかれることはありません。しかし、箸も鉛筆も最初は左手に持っていたものを親の目の届く範囲で右手に矯正された結果であり、今でも何か初めてのことをする場合、とっさに出るのは左手です。ちなみに、字を消すところまでは親も気付かなかったのか、今でも消しゴムを使うのは左手です。
左利きには不便なことも多いです。
自動改札機では、切符を左手に持っているため、注意しないと切符を隣のレーンに入れてしまい、駅員さんを呼ぶはめになります。
飲食店では、グラスを左側に置くため、グラスに伸ばした左手が、隣席の人の伸ばした右手とぶつかりそうになることもしばしば。
カフェで素敵な絵柄のカップが出てきても、カップの取っ手を左側へくるりと回してしまうと、せっかくの絵柄は向こうを向いてしまいます。
野球では守備位置が限定されます。サードやショートは守らせてもらえません。良いことといえば、左バッターボックスが一塁に少しだけ近いことくらいでしょうか。
その他、不便というわけではありませんが、携帯電話やリモコンの操作、ネクタイや靴ひも、じゃんけん、ピースサイン・・・全て左手です。
それなのに、自分の左利きを棚にあげて、例えばポール・マッカートニーがベースを左に構えているのを見ると、とても窮屈に感じたりもします。
最後にちょっと一言。
「利き手」の定義にもかかわることですが、外国人の知人が言うには、私のようなタイプは「左利き」ではなく、場面に応じて利き手が違う「クロスドミナンス(cross-dominance)」と呼ばれるそうです。「両利き」とも違うそうな。
今朝のお供、
ブルーノ・マーズ(アメリカのミュージシャン)の
『Doo-Wops & Hooligans』。
(佐々木 大輔)
申し訳ありませんが、6月末まで私のブログはお休みします。
7月から再開しますので、またお付き合いください。