コーヒーと絵画と音楽と
こんにちは。田口司法事務所です。
私は日曜日、久しぶりに予定のない一日で、午前中はゆっくりと過ごすことができました。
休日の朝の楽しみといえば、コーヒーを豆から挽き、ペーパードリップで丁寧に淹(い)れることです。美味しいコーヒーを飲むことが目的の作業ですが、淹れる過程がまた楽しいのです。
お湯を注ぐとコーヒーの粉がきれいに膨らみ、馥郁たる香りが部屋を満たします。
上手にできたときはなおさら、上手にできなくてもそれなりに、美味しいコーヒーが楽しめます。
それから昨日は、先日妹が東京で観てきたオルセー美術館展の画集を開きました。
モネの『日傘をさす女』、ファン・ゴッホの『アルルの寝室』など、教科書にも載っているような有名な絵がたくさん来ていたんですね。
観に行きたかったな。
画集のページを繰っているうちに影響されたのか、今度は色彩豊かな音楽が聴きたくなりました。
そこでCDラックを眺め、しばし吟味。
結局、デュトワ指揮モントリオール交響楽団によるドビュッシー作曲交響詩『海』を聴くことに。
CDをプレイヤーのトレイに乗せて少しすると、夏の日差しをキラキラと映す海の様子が眼の前に広がります。
コーヒーの残り香と、スピーカーから寄せる音の波に包まれながら、至福の時間を過ごすことができました。
今朝のお供、
ARCADE FIRE(カナダのバンド)の『THE SUBURBS』。
この夏、一番聴いているアルバムです。
(佐々木 大輔)