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応援しています

王鵬、もう少し粘りがあってもよかったんじゃないかなあ。せっかく恵まれた体格をしているのにもったいない。気持ちが優しいのかな(お顔立ちはとても優しい)。5月場所は東前頭14枚目でしたが、結果は残念ながら6勝9敗で負け越し。

足腰を鍛えてしっかり体を作り、腰を落として前に出る相撲をとってほしい。そこにお父さん(もちろんお祖父さんも)譲りの闘志が加われば、きっと名前に負けない名力士になれるはず。

おっと、すみません。冒頭からちょっと熱くなってしまいました。

いきなり王鵬と言われても・・・という方もいらっしゃいますよね。ご存じない方のために紹介しますと、王鵬関は大鵬を祖父に、貴闘力を父にもつ角界のサラブレッドです。

そして実は、田口司法事務所は「大鵬の孫を応援する会」の会員に名を連ねてもいるのです。

場所前に秋田キャッスルホテルで行われた「化粧まわし贈呈セレモニー」にも出席しました。

黄色地になまはげをあしらった化粧まわしは力強さと神々しさを兼ね備え、土俵入りの際には素晴らしく映えていました。加えて化粧まわしに書かれた王鵬の文字は、大鵬が好んだ紫色。勝負事の守り神としてこれほど心強いものはないでしょう。

近くで見る王鵬関は立派。なにしろ190cm180kgの体格ですから。鬢付け油の香りも力士の色気たっぷり。

それにしても5月場所は混戦でした。

誰が優勝するかわからない展開はスリリングでしたが、大関陣の成績低迷が原因となると・・・。そもそも大関陣に覇気が感じられませんでした。

朝青龍、白鵬と絶対的な横綱が引退し、現状誰しも優勝のチャンスがある時代です。

王鵬関には先陣を切ってほしい。

応援しています。

がんばれ!


今朝のお供、

DEEP PURPLE(イギリスのロックバンド)の『DEEP PURPLE IN ROCK』。

                              (司法書士 佐々木 大輔)

ラグビーW杯

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が開幕しましたね。
私自身ラグビー経験はありませんが、祖父がラグビーをやっていたため、ラグビーには小さい頃から親しみを感じていました。

先の3連休にはテレビでじっくりと世界最高峰の試合を観戦することができ、改めてラグビーの面白さ凄さを知りました。残念ながら私はルールをしっかり把握しているわけではありませんので、テレビの解説に助けてもらいながら観戦しています。
そして今回のW杯で知ったのですが、ラグビーの観客席は応援席が分かれておらず、両国のファンが隣同士の席でそれぞれのチームを応援するんですね。いわゆるフーリガンのいない紳士のスポーツを象徴する光景といえるでしょう。

さて、日本は、4年前の前回大会での南アフリカを破った「ブライトンの奇跡」に続き、今回も優勝候補の一角であるアイルランドに逆転勝ちをおさめ、2大会連続のジャイアント・キリング(大番狂わせ)。
ラグビーは極めて番狂わせの少ないスポーツと言われていますが、2大会連続でのジャイアント・キリングは、実況にもあったように「もう奇跡とは言わせない」だけの努力が実った結果であると思います。
試合終了直後のインタビューで、「周りが何と思おうと勝てると信じてそのための努力をしてきた」、「喜びに浸るのは一晩だけ」と、選手の皆さんは勝利の興奮冷めやらぬ中にありながら、極めて冷静に次を見据えていることが印象的でした。

W杯は11月2日まで続きます。前回大会で南アフリカを破った後、選手が口をそろえて言った「ラグビーに奇跡はない。必然の勝利だ」という言葉のとおり、1試合でも多く日本代表の必然の勝利を楽しめるように私も応援します。

今朝のお供、
BON JOVI(アメリカのバンド)の『BON JOVI』。
                                   (佐々木 大輔)

大相撲雑感

令和最初の大相撲。千秋楽にはトランプ大統領が升席で観覧することとなり、異例の大フィーバー。終わってみれば「トランプ場所」とでもいうべき様相で、すっかり15日間の内容がかすんでしまい、好角家としてはちょっと寂しさも覚えました。

振り返ってみると、幕内最高優勝は平幕の朝乃山という快挙。注目の新大関貴景勝は残念ながら怪我により途中休場。先場所大関から関脇に陥落した栃ノ心は10勝を挙げ来場所は大関に復帰。陥落から一場所で大関に復帰したのは、平成17年の栃東以来史上5人目とのことですからよく頑張りました。
その栃ノ心、前半戦は体つきにも調子の良い時のハリがあり、大関復帰どころか優勝も十分に狙えるのではとの盤石の強さでしたが、10勝を目前にしての足踏み。大関復帰の重圧は相当のものだったと察します。

今場所初入幕で楽しませてくれたのは炎鵬。小兵の力士ながら、素早い動きで大きな相手を崩し勝利を収める姿は、さしずめ令和時代の舞の海といったところ。勝ち越しまであと1勝に迫った7勝目から6連敗を喫し、惜しくも勝ち越しは逃しましたが、来場所も幕内に残る番付ですので楽しみです。

さて、「トランプ場所」について。
国技館の出入り口には金属探知機が設置され、座布団投げは厳禁とされるなど、何かと警備が厳しかったようです。
女性初の横綱審議委員を務めた内館牧子氏の著書によると、座布団投げのルーツは「投げ纏頭(はな)」と呼ばれた着物投げにあるとのこと。客がひいきの力士に身に着けているものを投げ、力士本人が客にその着物や帽子を返しがてらあいさつに行くと、客からご祝儀を貰えるという習慣があったそうです。この投げ纏頭が形を変えたものが、現在の座布団投げであると言われています。
格闘技好きだというトランプ大統領であれば、伝統を踏まえつつ、国技館に座布団が舞う光景を楽しめたのではないかとも思いますが、警護のためとなれば仕方ありませんね。そもそも座布団を投げる行為自体に賛否がありますが。

「イベント」として見れば大成功の場所となった令和初場所。しかし、力士よりも外野が目立ってしまったのは、好角家としてやはり残念に思うのでした。

今朝のお供、
VAN HALEN(アメリカのバンド)の『VAN HALEN』。

                                   (佐々木 大輔)